First flight of Boeing's 777X foldable-wing aircraft (full recap)
2020年1月25日の朝、ボーイング777-xの初飛行が成功しました。737-MAXの問題で低迷しているボーイング[BA]に久々の話題です。
ボーイング777Xは最大426人乗りで、航続距離は1万3500kmにも及びます。特徴的な部分は、主翼の両端が折りたたみ式になっている点です。駐機状態で翼を折りたたむことにより少しコンパクトになります。
この辺りは、アメリカ海軍で運用中のボーイングのF/A-18スーパーホーネットの主翼の折りたたみ方法のノウハウが生かされていると思います。
エンジンはGE製の新型エンジン「GE9X」を採用しました。このエンジンは非常に大きく737型機の胴体と同じくらいの直径があるそうです。
2021年に航空会社への引き渡しを開始する予定で、中東のエミーレーツ航空や全日本などが採用予定となっています。
しかしながら近年ではライバルのエアバス社のA350XWBシリーズが売れており、ボーイングから鞍替えする航空会社も出てきています。まだまだ安心することはできない状況です。