【命中率94%】対戦車ミサイル "ジャベリン" 2つの攻撃モードを持つタンクキラー
ロッキード・マーチンとレイセオン・テクノロジーズの合同会社「ジャベリンジョイントベンチャー」は、「ジャベリン対戦車ミサイル」の最新型モデルの「FGM-148F」の生産を完了しました。
ジャベリンFGM-148Fミサイルは、持ち運び可能な携帯型ジャベリンミサイルシステムの一部として、高度な多目的弾頭(MPWH)を備えています。 MPWHは最新の技術を組み込んで、現在および将来の脅威となるなターゲットを攻撃するために、鋼製弾頭を追加して、ソフトターゲットや軽装甲車両に対する致死率を大幅に改善します。また、射程距離も4.5㎞と従来の2.5㎞から大幅にアップしています。
ジャベリンFモデルの同盟国への調達は今年に予定されており、米国政府の許可を得て、同盟国が利用できるようになります。
1996年に最初に配備されたジャベリン対戦車ミサイルは、世界で最も用途が広く革新的で、兵士1人が持ち運べ、運用できる対戦車およびマルチターゲットの精密兵器システムです。
現在までに、45,000を超えるミサイルと12,000の発射機が生産されています。
実績も豊富でアフガニスタンとイラクの両方での戦闘作戦に大きなアドバンテージをもたらしています。ジャベリンを採用している米国の同盟国には、フランス、台湾、ヨルダン、カタール、トルコ、リトアニア、チェコ共和国、インドネシア、アイルランド、ニュージーランド、ノルウェー、オマーン、ウクライナ、ジョージア、オーストラリア、エストニア、UAE、英国が含まれます。