【最強ファイター F-15イーグル】空中戦 "不敗" のベテラン戦闘機
アメリカ空軍からの正式受注で注目されているボーイング[BA]の「F-15EX」ですが、任務に応じて大量のミサイルや爆弾を装備できるメリットがあります。
空対空モードでは、レイセオン・テクノロジーズ[RTX]の中距離空対空ミサイル「AIM-120 AMRAAM(アムラーム)」を16発も搭載できます。やはり、機体に余裕があるのでまさに「イーグル」の名に相応しい装備の数ですね。
F-35が標準で4発しか「AIM-120 AMRAAM(アムラーム)」を装備できない点からするとかなりのアドバンテージです。
F-15の対地攻撃モードでは、多彩な兵器を取り付けることができます。
・レイセオン・テクの「AIM-120 AMRAAM(アムラーム)」ミサイル 2発
・レイセオン・テクの「AIM-9 サイドワインダー」ミサイル 2発
・レイセオン・テクの「AGM-88E」対レーダーミサイル 2発
・レイセオン・テクの「ストーム・ブレイカー」小型精密誘導 4発
・ボーイングの「AGM-84H SLAM-ER」空対地ミサイル 2発
・ボーイングの「レーザーJDAM」レーザー誘導爆弾 6発
画像から読み取れる範囲の装備でも重対地攻撃モードとなっています。よく見ると左側に兵器を装着するハードポイントがまだ空いています。
F-35の対地モードでは、2発の「レーザーJDAM(レーザー誘導爆弾)」と2発
「AIM-120 AMRAAM(アムラーム)」ミサイルしか搭載することができません。
今後、アメリカの脅威となる国では、軍備拡張が進んでいます。アメリカ空軍では2020年度から2024年度までに80機程度「F-15EX」を生産し配備する予定です。最大144機まで増やすとの話もあります。