先日の北朝鮮のパレードでも大型大陸間弾道ミサイルが話題となりました。世界各国が再び弾道ミサイル開発競争に乗り出しています。
INF条約の影響もあり、アメリカは短距離や中距離弾道ミサイルの戦力が手薄になっていましたが、ロッキード・マーチン[LMT]が開発している「PrSM(Precision Strike Missile)精密攻撃ミサイル」は、射程距離499Kmで敵の空港施設や港などの固定目標を攻撃することが可能です。
このミサイルは、ロッキード・マーチンの売れ筋の高機動ロケット砲(HIMARS)から発射されます。
今後、開発が進めば射程距離が延び、艦船などの移動目標も攻撃できる予定です。また、ロッキード・マーチンのF-35戦闘機から得られた情報をもとにターゲットを攻撃できるシステムも構築中です。