2021年10月12日、ボーイング[BA]は2021年第3四半期の出荷状況を発表しました。
商業機としては737-MAXが66機と増えており年間トータルが179機で、まさに秋の737-MAXフェスティバル!状態です。
中型機の767シリーズも増産傾向にあります。ただ、787型機の製造が停止しておりFAAアメリカ連邦航空局との調整が難航しています。
防衛部門では、アパッチ攻撃ヘリの需要が少し減ってきています。長年続いたアフガン紛争が終結し、アパッチ攻撃ヘリが活躍する対テロ戦争の時代が終わったのかもしれません。
しかし、アメリカ海軍向けの艦上戦闘機「F/A-18 スーパーホーネット」の最新モデルブロックⅢが納品になるなど対中戦略に軸を移しつつあるようです。
F-15戦闘機もアメリカ空軍向けのF-15EXや中東カタール向けのモデルが納品となるなど戦闘機需要も取り込みつつあります。
このまま、ボーイングの経営も巡航飛行してほしいものです。