2022年1月13日、イーロン・マスク氏率いるアメリカの新興宇宙開発企業「スペースX」は「ファルコン9」ロケットの打ち上げに成功しました。
SpaceX Falcon 9ロケットは、2022年1月13日10:25 ESTに、フロリダ州にあるケープカナベラル宇宙センターにある40番発射台から105個の超小型衛星を打ち上げました。
SpaceXの3番目の小型衛星ミッションであるトランスポーター3を打ち上げました。このファルコン9ロケットは、以前にクルーデモ2、ANASIS-II、CRS-21、トランスポーター-1、及び5回のスターリンクミッションの打ち上げを担当し10回再利用されています。
第2段目ロケット分離後、ファルコン9の第一段ロケットはケープカナベラル宇宙軍基地の着陸地帯1(LZ-1)に着陸しました。
今回のペイロードは105機の商業用および政府の超小型衛星(CubeSats、マイクロサット、PocketQubes等)でした。
イタリアの小型衛星制作会社「ガウス」のポケットキューブ
近年、スターリン衛星など超小型衛星の打上げがブームとなってきています。それにともないベンチャー企業の参入などが相次いでいます。
個人的には「トランスポーター3」と聞くとジェイソン・ステイサム主演の映画を思い浮かべます。映画も荷物を運ぶ「運び屋」を主人公としてスマッシュヒットしています。