2024年1月31日、アメリカの航空機大手「ボーイング:BA」は2023年の決算を発表しました。
・売上高は778億ドルで前年比17%アップ
・純損失は18億2900万ドル
・一株当たりの損失は5ドル81セント
アラスカ航空の事故を受け2024年通期の見通しは発表されませんでした。
アラスカ航空のボーイング737-MAX-8のパネルが吹き飛んだ事故の為、ボーイングは品質向上に取り組む意向を示していますが、アメリカの航空会社でもボーイングからフランスのエアバスの旅客機に機材を変更しようとする会社も出てきています。
防衛部門ではアメリカ軍向けの新型次世代ジェット練習機「T-7A レッドホーク」の生産が始まりました。次世代のパイロット候補生の訓練のためにスウェーデンのサーブ社と共同で開発しました。
ウクライナの隣国ポーランドでは、ロシアの脅威に対抗する為AH-64E(ver.6)を94機導入を決定しました。アパッチ攻撃ヘリの最新バージョンでネットワーク中心型のモデルで無人機に指示を出したり、ハイマース(高機動ロケット砲)とリンクすることが可能です。
また、ボーイングとサーブ社が共同開発したハイマース用ロケット砲(射程150Km)もウクライナに供給が始まりました。
しかしながらボーイング737MAXシリーズの問題が次から次へと発生してホルダーの私としては頭痛の種です。(トホホ・・・)