日本政府は2027年までに長距離攻撃能力を有するために、レイセオン・テクノロジーズ[RTX]のトマホーク巡航ミサイルを500発導入する方針を明らかにしました。
近年、朝鮮半島情勢や中国の海洋進出やロシアのウクライナ侵攻などで世界情勢が緊迫しています。
特に北朝鮮は今年に入って弾道ミサイルや極超音速ミサイルなどの実験を繰り返しています。
従来のイージス艦を中心とした弾道ミサイル防衛だけでは敵の攻撃を防ぐことが困難となってきています。そのような中で敵地を攻撃することができる「トマホーク」巡航ミサイルの取得が明言されました。
トマホーク巡航ミサイルはイージス艦のMK41発射機(ロッキード・マーチン製)に装填し発射することができます。
湾岸戦争で有名なり、実戦では4000発以上使用され、9.11後のイラク戦争やテロとの戦いでテロリストの拠点を攻撃するのに大活躍しました。