先日、日本も「トマホーク巡航ミサイル」を導入すると発表しました。
ロシアのウクライナ侵攻から10ヶ月が過ぎようとして、急速に世界情勢が緊迫しています。我が国でも「敵地攻撃能力」の必要性が高まってきています。
防衛省が導入を決定しているのが、レイセオン・テクノロジーズの「JSM-(Joint strike Missile)」です。このミサイルは北欧ノルウェーのコングスベルグ社と共同開発した対艦ミサイルです。
航空自衛隊のF-35Aに搭載され運用が可能です。(F-35Bはミサイルを収めるウェポンベイが小さいため不可?)射程距離は370km程度とされています。
また、航空自衛隊のF-15戦闘機に搭載が可能な「JASSM-ER」の取得も2023年度の概算要求に盛り込まれています。
「JASSM-ER」はロッキード・マーチンが開発した空対地ミサイルです。
「JASSM」の射程距離を伸ばしたモデルで「JASSM-ER」の射程は900Km以上あります。さらに射程距離を伸ばした「JASSM-XR」も開発中です。
国産では三菱重工の12式地対艦誘導弾の射程を伸ばしたモデルを開発中で形状などは大きく変わるようです。
来年2023年は軍事防衛面でテクノロジーが大きく伸びる年だと私は考えています。
その中に投資のヒントやリターンをもたらす何かがあると思います。
本年も「ミリカブ」をご愛読いただきありがとうございました。