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中国原潜「商」級を追え!

 先日の中国人民解放軍の空母「遼寧」には、多数の艦が護衛についていました。もちろん海面下では、原子力潜水艦もガードを固めていたと思われいます。

 

 では、中国人民解放軍の最新型攻撃型原子力潜水艦「093B型」とはどのような潜水艦でしょうか?

 実は、2018年1月12日に尖閣諸島の沖合の日本の接続水域を潜航していたのがこの093型「商」原子力潜水艦だといわれています。

 「093」型は、基本の093、093A、093Bの3種類あります。

093B型は、基本モデルの093型を大幅に改良したモデルです。YJ-18多用途巡航ミサイルを発射できる垂直発射管を8~12発備えています。また、曳航式のソナーも備えて敵艦を走査する能力も向上しています。また、以前の潜水艦に比べスクリューなどの騒音が減ってきているようです。

 YJ-18多用途巡航ミサイルは、対艦、対地攻撃が可能で射程距離が540㎞もあり、東シナ海などの巡航ミサイル攻撃が可能となっています。

 

 最近、ニュース等で香港のデモ行動を見ていますが、恐らく中国は武力でもって台湾を統一するかもしれません。中国人民解放軍の装備や開発状況を見ていると用意周到に「統一」の準備を進めているような気がします。