ミリカブ

軍需・防衛産業への投資

「スペースX」社 あなたの人工衛星打ち上げします


Falcon Heavy & Starman

 イーロン・マスク氏が率いるアメリカのスペースX社は、人工衛星を打ち上げをビジネスにしています。すでに、米軍の人工衛星や日本の衛星放送用の衛星を打ち上げています。最近では、ZOZO前澤氏がスペースX社の「月」周回旅行プランに参加を発表したことで有名になりましたね。(タレント・モデルの剛力彩芽さんは月に行かないようです。ごく最近、テニスのウインブルゾン選手権を現地で二人で観戦していたようです。仲がいいですね!私も見習わないといけませんね)

 

 それまで、アメリカで人工衛星の打ち上げはロッキード・マーチン[NYSE:LMT]とボーイング[NYSE:BA]の合弁の「ユナイテッド・ローンチ・アライアンス[ULA]」が占有していました。

 しかし、2011年にアメリカ空軍、NASAアメリカ航空宇宙局)、(NRO)国家偵察局がロケット打ち上げの新規参入を奨めました。

 その中、新規参入したのがイーロン・マスク氏率いるスペースXです。そしてこのたび、アメリ国防省から認定を受けました。認定を受けたのは、「スペースX」「ファルコン9」ロケットと「ファルコンヘビー」ロケットの2種類です。

 動画を見ていただければわかると思いますが「ファルコンヘビー」は、「テスラ」の電気自動車を宇宙空間に放出した後、再度地上に戻ってきて指定ポイントに着陸しています。かなり難易度の高い技術を披露しています。これをアメリカの民間ベンチャー企業が実現しているとは恐ろしいです。また「ファルコンヘビー」63,800kgもの打ち上げ能力があり、日本の「H-2B」16,500kgよりはるかに上回っています。

 

 イローン・マスク氏が率いる電気自動車の「テスラ」の方は、色々トラブルがあり株価も軟調です。それでも負けずに進むところが素晴らしいです。

 

 また、アメリカ政府もロケット打ち上げを民間企業に委託して競争原理を導入させるとは驚きです。