今回はロッキード・マーチン[NYSE:LMT]のF-35の事故について振り返ってみましょう。
- 2019年4月9日 航空自衛隊 F-35A(AX-05)墜落
- 2018年9月28日 米海兵隊 F-35B 墜落
- 2016年10月16日 米海兵隊 F-35B 火災で破棄
- 2016年9月23日 米空軍 F-35A 火災で破棄
- 2015年6月23日 米空軍 F-35A 火災で破棄
F-35は2012年1月11日にF-35Bがアメリカ海兵隊に引き渡されてから7年ほどたちますが、墜落事故は2件だけです。比較的事故が少ない優良な戦闘機だと思います。
調べていてアメリカ海兵隊向けのF-35Bが最初に引き渡されたのは意外でした。F-35Bは、STOVL(短距離離陸垂直着陸)の為のリフトファンが搭載され機構的に複雑ですがいち早く実戦配備さています。また、アメリカ国外の配備も岩国基地が一番でした。
2019年5月7日に岩国基地の第1海兵航空団所属第12海兵航空群のF-35Bが鳥と衝突し破損しています。離陸を中止して惨事に至りませんでしたが、修理は200万ドル(2億円)以上だとか!最新鋭戦闘機も「バードストライク」が弱点だったとは驚きです。