2021年9月27日、アメリカ国防省の研究機関「DARPA (ダーパ)」は、レイセオン・テクノロジーズ[RTX]とノースロップ・グラマン[NOC]と共同開発した極超音速ミサイルの発射テストに成功しました。
この極超音速ミサイルは、極超音速空気流入コンセプト兵器と呼ばれています。極超音速の飛行状態で空気を取り入れる、「スクラムジェットエンジン」(超音速燃焼ラムジェット)を搭載しています。大気圏内をマッハ5以上で飛行し自由に軌道を変えながら飛行します。
今回のテスト結果は非常に良好なようで、今後はレイセオン・ノースロップ・グラマン連合の「HAWC」の配備が進むかもしれません。
極超音速ミサイルに関しては中国やロシアに遅れをとっていたアメリカも巻き返しの時が来ました。
ロッキード・マーチンの極超音速ミサイルの開発は遅れているようですが、極超音速ミサイル商戦がやってきたようです。