2022年5月末、レイセオン・テクノロジーズ[RTX]は、携帯型地対空ミサイル「スティンガー」を1300発を6億2400万ドルでアメリカ陸軍から受注しました。
長らくレイセオン・テクノロジーズでは「スティンガー」の生産を行っていませんでした。
しかし、最近では、アメリカをはじめNATO各国がウクライナへ優先して供給した結果、在庫が減ったため生産を再開しました。
新たに生産される「スティンガー」は、近代改修されドローンなどの近接防空に役立つミサイルとなります。
また、ロッキード・マーチンのジャベリン対戦車ミサイルと発射ユニットを共有することにより、「ジャベリン」と「スティンガー」の両方を使えるようになります。
ロシアのウクライナ侵攻では、ロシア軍は「ジャベリン」により戦闘車両が破壊され、「スティンガーミサイル」で攻撃ヘリや戦闘機やドローンが撃ち落とされています。