2023年10月10日、ボーイング[BA]は2023年第3四半期の出荷状況を発表しました。
商業機としては737-MAXが第2四半期で70機と減っています。これはサプライヤーから調達された部品に不備があったことが原因となっています。
さらに787型機の製造が再開しており19機となっています。
商業機は第3四半期までに371機と順調に増えてきています。パンデミックが終息し再び航空機の需要が出てきています。残念ながら747ジャンボジェットは生産が終了しました。
防衛部門では、世界中で大規模な戦争や地域紛争の可能性が高くなりアパッチ攻撃ヘリの需要が増えてきています。新規製造とリサイクルで第3四半期までに55機となっています。
ウクライナの隣国ポーランドがAH-64Eアパッチ攻撃ヘリを約100機導入を決定しています。
アメリカ海軍向けの艦上戦闘機「F/A-18 スーパーホーネット」が3機でした。最新モデルブロックⅢが納品ですがそろそろ製造中止になりそうです。
今期はアメリカ空軍向けの練習機「T-7A」の納入が始まりました。「T-7A」はパイロットを育成するための練習機です。
さすが航空機産業のボーイングだけあって航空機の生産台数は凄まじいですね!