ロッキード・マーチン[LMT]のステルス戦闘機F-35シリーズの2021年第3四半期の生産台数は36機でした。
F-35シリーズは2011年の生産開始から累計704機に達しています。パイロットの育成も進み1,460人以上に達しています。また、F-35のメンテナンススタッフも11,025人以上育成が進んでいます。
動画は、海上自衛隊の護衛艦「いずも」にもアメリカ海兵隊のF-35Bが着艦する映像です。短距離離陸・垂直着陸ができるF-35Bは意外と人気が出てきています。
最近、スイスが国民投票でF-35Aを採用するなど、F-35シリーズは当初の予定より採用国が増えてきています。
しかし、来年度以降アメリカ空軍では、F-35Aの取得数を減らす可能性を示唆しています。先日のロッキードのQ3の決算後ロッキードの株価が暴落し、ロッキード・ショックが起きました。
アメリカ空軍としては、F-35Aの運用コストが思ったより低減しないとし、F-16戦闘機のアップグレードや新規にボーイングF-15EX戦闘機の導入などを進めるようです。
一部の噂によると第6世代戦闘機の試験飛行に成功し、第5世代のF-22AラプターやF-35の予算を第6世代戦闘機に回す可能性もあるようです。