先日、我が国が弾道ミサイル防衛の切り札の「イージス・アショア」の導入を残念しました。
近年、中国、ロシア、北朝鮮までもが弾道ミサイル防衛網を突破する極超音速ミサイルの実用化や開発を進めています。
中国は「DF-17」を実戦配備しており、射程距離は1600㎞~2500㎞と予想されています。また核弾頭を装備することが可能とされています。
さらに中国は新型の極超音速ミサイル「星空-2」の開発プログラムを進めています。この新型極超音速ミサイルは、2018年8月に発射試験に成功しマッハ6で飛行しました。形状はアメリカのボーイングが開発した「X-51Aウェーブグライダー」に似ているとされています。
極超音速ミサイル「星空-2」は核弾頭を搭載することが目標とされており、今後、脅威となることは間違いありません。
さらに、爆撃機から発射するタイプの極超音速ミサイルも開発しているようです。これはロシアのキンジャールの中国版のようなものでしょう。
今後、我が国も弾道ミサイル防衛から極超音速ミサイルの展開にシフトしていくことでしょう。