#SB1Defiant Expands the Flight Envelope – Achieved 205 Knots
2020年6月9日、ロッキード・マーチン[LMT]の回転翼機部門の「シコルスキー」とボーイング[BA]が共同開発中の次世代攻撃ヘリ「SB1 Defiant」が飛行速度205ノット(時速約380㎞)を達成しました。 シコルスキーのチーフテストパイロットであるビルフェルは、このマイルストーンはほんの始まりに過ぎず、「SB1Defiantはもっと多くのことが可能になる」と述べました。
低空飛行で新しい速度に到達することは、将来のマルチドメインの戦場を支配するために必要な機能を米軍に提供するための鍵となります。
通常のブラックホークヘリの速度が280㎞なのでかなりのスピードで飛ぶことができます。オスプレイとは違い通常のヘリの操作体系をなぞっているので運用しやすそうです。またメインローターが2重反転プロペラとなりホバリング時に非常に安定しています。
「SB1 Defiant」はアメリカ陸軍の「ブラックホーク」ヘリと攻撃ヘリ「アパッチ」の後継機種として開発を進めています。
このプログラムが正式採用されればロッキード・マーチンとボーイング陣営には長年にわたって次世代ヘリの受注があるはずです。