ロッキード・マーチン[LMT]のステルス戦闘機F-35シリーズの2023年の生産台数は98機でした。
F-35シリーズは2011年の生産開始から累計990機に達しています。パイロットの育成も進み2325人以上に達しています。また、F-35のメンテナンススタッフも15500人以上育成が進んでいます。
最近では、ロシアのウクライナ侵攻をうけ、ドイツが急遽F-35の導入を決定しました。これは採用が決定していたボーイング「FA/18 スーパーホーネット」を蹴っての判断です。このF-35シリーズは「核爆弾」を運用できる能力があります。
また、カナダも採用を見送りしていましたが、最終的にF-35の導入を決定しました。
さらにチェコもF-35Aの導入を決定しました。デンマークがF-35の初号機を受領するなど配備が進んでいます。
世界的な防衛環境の変化によりステルス性能が高いF-35シリーズが順調に生産が進んでいます。
さらに、ドイツのラインメタル社がF-35シリーズの胴体部を生産することが決定しました。
しかし、CPUなどを新しくした「TR-3 テクノロジーリフレッシュ3」のモデルで不具合があり生産数が落ちています。
また、ロッキード・マーチンのベストセラー戦闘機「F-16」の最新モデル「ブロック70」の需要が伸びてきており2023年で5機生産されました。