ロッキード・マーチン[LMT]の株価が再び400ドルを突破しました。2019年の年末の水準に戻りました。今年初めの1月にイラン革命防衛隊のソレイマニ司令官の殺害作戦後、ロッキード・マーチンの株価は440ドルまで吹き上がりました。
現在、コロナの影響でアメリカ海軍の空母1隻が運用できない状態にあります。これをめぐって艦長が解雇されました。さらに3隻の空母にもコロナの感染者が発生しているようです。コロナ禍でアメリカの力が及ばないスキをついて中国人民解放軍が海洋でのパトロールを強化しています。
今後、アメリカ軍も大人数で運用が必要な空母よりも極超音速ミサイルなどを大量に配備する方向になるかも知れません。海軍もF-35Cの導入機数を削減する話も出ています。
アメリカ海兵隊も主力戦車の数を減らしていく計画です。アメリカ軍はアフターコロナの世界情勢を読んで再編成を始めているように思います。