(ウクライナに提供されたレイセオン・テクノロジーズのNASAMS防空システムの動画です。レーダーに氷柱がついているほどの過酷な寒さでも稼働しているのが分かります。)
2023年10月24日、アメリカの防衛産業の大手「レイセオン・テクノロジーズ RTX」は第3四半期の決算を発表しました。
・売上高は135億ドルで前年比21%ダウン
・一株当たりの損失は0.68ドル
2023年通期の見通しは740億ドルから750億ドルとなっており例年の600億ドルぐらいから大幅に見通しをアップしています。
しかしながらプラット&ホイットニーのエンジンブレードの問題の影響が大きくでており今期は減益となりました。
ロシアのウクライナ侵攻後、日本やオーストラリアもレイセオンの「トマホーク巡航ミサイル」を導入を決定するなど世界情勢が緊迫してきています。
ウクライナ向けの防空システム「NASAMS」受注やGPS精密誘導砲弾の需要が増えてきています。
さらにレイセオンでは次世代短距離ミサイルの開発も始まりました。