2019年8月19日、今月2日に失効したINF条約で禁止されていた地上発射型巡航ミサイルの発射に成功したと発表しました。
射程距離500~5500kmの短・中距離ミサイルの廃棄を定めたINF条約失効後、初めてアメリカが短距離ミサイルの発射を行いました。
今回の発射試験では、レイセオン[NYSE:RTN]のトマホーク巡航ミサイルを地上から発射しました。
ロッキード・マーチン[NYSE:LMT]のMk41垂直発射装置を改良し、車両から発射ができるようにしています。
既にロシアは、ロシア版トマホーク「カリブル巡航ミサイル」のコンテナからの発射を可能としています。(今回のINF条約の破棄の一因ともなっています。)
今後、アメリカも短距離・中距離ミサイルの開発を再開します。場合によっては我が国も導入することになるかもしれません。