ミリカブ

軍需・防衛産業への投資

ノースロップ。新型ICBM(大陸間弾道ミサイル)受注。


Minuteman and Titan II Missile ICBM HD

 2020年9月8日、ノースロップ・グラマン[NOC] は、アメリカ空軍から新型ICBM大陸間弾道ミサイル)の開発の契約を結びました。金額は133億ドルと大口案件です。

 

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 アメリカ空軍核兵器センターは、プロジェクトは8年半に及び、兵器システムの設計、資格、試験と評価、核認証が含まれると発表しました。

 新型ICBMが完成すると、ノースロップ・グラマンチームは、2029年までに空軍の初期運用能力スケジュールを満たすために、近代的で完全に統合された兵器システムの生産と納入を開始します。

 

 ノースロップ・グラマン会長兼最高経営責任者(CEO)兼社長のキャシー・ウォーデンは、「すべてのICBMシステムにおいて65年以上の技術的リーダーシップを発揮し、当社チームは、今後の世界の安定に貢献する安全で効果的なシステムを提供するために、米空軍とのパートナーシップを継続することを光栄に思い取り組んでいきます。」と談話を発表しています。

 

 アメリカは動画にあるような地下にICBM大陸間弾道ミサイル)を収納する固定サイロ方式を採用しています。現在「ミニットマンⅢ」が400基ありますが、開発から年数が経過しています。現在では、ロシアや中国も弾道ミサイル防衛のシステムを作り上げており「ミニットマンⅢ」の陳腐化が問題となっています。

 

 INF条約破棄後1年以上過ぎ、アメリカの防衛産業も、短距離弾道ミサイル大陸間弾道ミサイル極超音速ミサイルの開発や製造で忙しくなってきたようです。

 今後アメリカは、核戦略を見直し、新しいICBMを導入し、GBSD(地上配備戦略抑止)を進める予定です。

 

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