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軍需・防衛産業への投資

ボーイング。2021年Q1の納品状況。

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 2021年4月13日、ボーイング[BA]は2021年第一四半期の出荷状況を発表しました。

 運航が再開となったボーイング737-MAXの出荷が増えています。今期は63機となっています。まさに「春の737-MAX祭り」です。(一年前の同時期では737-MAXは5機だけでした。)

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ボーイング春の737まつり♫

 

 787型機が2機だけと非常に低調です。

昨年は商業機は一年間で157機でしたが、今年は第一四半期は77機も出荷しています。既にQ1で昨年の半分くらい出荷しています。

 

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大人気!737-MAXシリーズ!

 防衛部門ではAH-64アパッチ攻撃ヘリが順調に出荷されています。古いアパッチを改修して最新モデル「AH-64Eガーディアン」リサイクルするプログラムも人気です。

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AH-64 アパッチ攻撃ヘリ

 そして、F-15戦闘機の最新モデルF-15EXの出荷が始まりました。アメリカ空軍ではこのF-15EXを「イーグルⅡ」と命名しました。制空戦闘機としても重対地攻撃機としても運用でき、極超音速ミサイルも発射可能とされています。

 

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F-15EX・イーグルⅡ

 格安航空の元祖、サウスウエスト航空が大量発注するなど737-MAXを待ち望んている航空会社はたくさんあります。737-MAXの需要はまだまだありそうです。

 

 

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日本。敵地攻撃・長距離ミサイルを配備せよ!

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 近年のアジア情勢から日本も長距離射程のミサイルを保有する動きとなってきています。

 日本では3種類の長距離ミサイルの導入が検討されています。

 

 一つ目はノルウェーのコングスベルク社とレイセオン・テクノロジーズ[RTX]が共同開発した「JSM Joint Strike Missile ジョイント・ストライク・ミサイル」です。

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F-35Aから発射されるJSM

  JSMはF-35で運用できる長距離対地・対艦ミサイルです。射程距離は500㎞でレーダーに探知されにくいステルス形状となっています。北欧ノルウェーのデザインなのでミサイルまでオシャンティーですね!

 

   続いて2つ目はロッキード・マーチンが開発した統合空対地ミサイルJASSM-ER  Joint Air-to-Surface Standoff Missile- Extended Rangesです。

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B1-Bから投下されるJASSM

 JASSM-ERは、従来からあるJASSMを改良し射程距離を伸ばしたモデルです。射程距離は900km以上あり、GPSなどの妨害にも強くなっています。

 

 そして3つ目は、同じくロッキード・マーチンの長距離対艦ミサイルLRASM Long-Range Anti-Surface cruise Missile」です。

 

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LRASM

 JASSMを改良し艦船を攻撃できるようになっています。AI人工知能搭載で電波障害が強い状態でも目標を識別し攻撃できるようなっています。射程距離は800㎞程です。

 JASSMがベースとなっており破壊力があり、戦闘機やイージス艦からも発射可能です。

 

 これからの日本の防衛に必要不可欠な3本の長槍「JSM」JASSM-ER」「LRASM」が早く配備される日がまちどおしいですね!

 

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SDGs風ロゴ LRM 長距離ミサイルを導入しよう

 

 

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日本。ロッキード・F-35Bを宮崎に配備!

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   航空自衛隊が導入を進めているロッキード・マーチン[LMT]のステルス戦闘機F-35シリーズですが、この度、F-35Bの配備先が決定しました。

 配備先は宮崎県の航空自衛隊新田原基地です。航空自衛隊はF-35Aを105機、F-35Bを42機導入予定です。

 またF-35Bは、護衛艦「かが」「いずも」を改修して空母化して艦載機とします。

 

F-35シリーズは「F-35A」「F-35B」「F-35C」の3種類存在します。

「F-35A」は通常の滑走路が必要で、最も売れているタイプです。

 

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F-35A  

  「F-35B」は背中にロールス・ロイス製のリフトファンを搭載し、短距離離陸・垂直着陸が可能で300m程の滑走で飛び立つことができます。リフトファンを搭載している分燃費が悪く、兵器搭載量も減っています。

 しかし、アメリ海兵隊を筆頭に、「F-35B」の人気は高く、イギリス軍は全て「F-35B」に統一しています。また「F-35B」の採用国は日本やイタリア、韓国、シンガポールなど当初より増えてきています。

 

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F-35B

「F-35C」はアメリカ海軍だけが採用しており、空母からカタパルトを使って飛び立つため脚部の強度があり、空母で運用されるので主翼の両端がたためるようになっています。「F-35A」「F-35B」に比べて若干機体が大きくなっています。

 

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F-35C

 

 今回宮崎県に配備されるF-35Bはリフトファンを搭載し複雑な仕組みですが、F-35シリーズの中で実用化が進み実戦配備もF-35Aよりはやかったです。

 

 有事の際には敵の弾道ミサイル巡航ミサイル攻撃などがあり、滑走路が場合使えなくなることが考えられます。

 F-35Bはリフトファンのおかげで短い滑走路や小さな飛行場や強襲揚陸艦からでも飛び立つことができます。

 ロッキード・マーチンのF-35Bも採用国が増えてロッキード・マーチンのホルダーにとっては喜ばしい出来事です。

 

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